創業融資向けの融資制度を、札幌の行政書士 斉藤将巳が解説します!
事業計画書には「売り上げの予測」を書かなければなりません。
この「売上げの予測」は、当然ながら、事業の種類によって異なります。
今日は、相談件数の多い、飲食店の場合を例にあげて説明します。
飲食店の場合は、以下の式でおおよその売上げ予測を立てることができます。
「売上高 = 席数 × 満席率 × 客席稼働回数 × 客単価」
しかし、この公式から数値を出しただけでは不十分です。
大事なのは、「客単価」や「客席稼働回数」の根拠を合理的に説明できるかどうかです。
「席数」や「満席率」は図面を見ればわかりますが、「客単価」や「客席稼働回数」はその根拠を示さなければなりません。
根拠の示し方としては、以下のような方法があります。
まず、「客単価」についてです。
これは、自店のメニューの一般的な組み合わせを考えてそこから算出すると良いでしょう。
次に、「客席稼働回数」についてです。
これは、想定する客層と人数から算出するといった工夫が必要となります。