融資の申請で自己資金要件を見せ金でクリアできるのか?

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事例: 会社を設立する際、資本金を一時的に借りる。その後、会社の設立登記をし、融資が出た後、すぐに借りた資本金を返すことを計画。このような、資本金の「見せ金」は、日本政策金融公庫の新創業融資で自己資金として取り扱ってもらえるのでしょうか?

会社設立の際、事例のように、見せ金を用いて、資本金があるように装おうとする人もいますが、これは融資の自己資金としては認められていません。

 

株式会社の資本金については、設立登記の直前に、個人の通帳に入金し払込証明をするため、日本政策金融公庫の担当者は、出所の経緯が分かりません。

 

そこで、融資の担当者は「資本金はどのように、ご準備なさったのですか?」と資本金の出所の説明を求めてきます。

 

そして、借りてきたお金は自己資金とは認められないので、融資は受けられないことになってしまうのです。

 

見せ金をして融資を申し込んでしまうと、その履歴が残ります。

 

その結果、しばらく、借入れができなくなってしまうので注意してください!