融資の使い道を明確に示す必要性

サンプルサイト

融資の使い道を明確に示す必要性とは?

融資を受ける際、「借り入れ可能な金額を目一杯借りたい」とお考えの方がいらっしゃいます。

 

しかし、融資は使い道がはっきりしたものでなければ実行はされません。漠然と希望金額を決めても金融機関に相手にはされません。

 

金融機関から融資を受ける場合、

 

設備を購入するために資金

 

→自己資金だけでは不足

 

→不足分を融資で補う

 

という思考の流れにしなければなりません。

 

このように、融資を受けるためには、資金の使い道、すなわち資金の使途が非常に重要です。

 

したがって、融資金の使途目的を、金融機関に上手に伝える必要があります。

 

一番大事なのは、「数字」を使って説明するということです。

 

具体例を見ていきましょう。

 

設備資金であれば、設備の価格が掲載されているカタログ或いは見積書を掲示することが必要です。

 

運転資金であれば、人件費、外注費等細かく分類し、費用を算出し、数字で根拠を示さなければいけません。

 

「運転資金」として一括りにしてしまうと、多種多様の経費に充てても良いということになってしまうため、細かく内容を分類することを金融機関は求めてきます。

 

テレビドラマでは、「昔からの付き合いで〜」みたいな話も出てきますが、現実には、事業計画をきちんと作成し、融資の使い道を明確に示さなければいけないということが、融資獲得に向けての第一歩ということになります。