創業融資向けの融資制度を、札幌の行政書士 斉藤将巳が解説します!
事業で、売掛や買掛を採用している場合、入金よりも支払いのタイミングの方が早いのが通常です。
そのため、利益が出ていても、手元に資金がないということが起こり得ます。
そして、入金回収までの期間が長くなればなるほど、資金不足になる可能性がより高くなります。
他方、飲食店の場合には、売掛がなく現金商売、すなわち「販売すれば即入金」となるため、資金不足が起こりにくい構造となっています。
以上のように、掛けで商売をしている場合には、入金と支払いまでの期間次第で、資金不足が起こる可能性が変わってきます。
事業を始める際は、「利益が見込めるか」だけではなく、「入金と支払いの期間」についてもよく考慮し、仮に、入金までの期間が長くなってしまう場合には、安全のために創業融資を受けておくことをお勧めします。