スナックの開業に際し、利用できる融資としては、日本政策金融公庫の「新創業融資制度」があります。

 

ただ、融資の審査は、他の業種と比べて厳しいチェックが入ると思ってください。

 

なぜなら、一部で、名目上はスナックだが、融資の対象外となる風俗営業的なサービスをする店があるためです。

 

スナック開業者で、融資を申請する場合は、事業計画書の中で、営業方針を明確にし、風俗営業的なサービスをしないということを説明しなければいけません。

 

また、スナックの開業は、「居ぬき」の物件を利用する場合は別として、新規の開業の場合には多額の資金が必要となります。

 

そのため、面談では「日本政策金融公庫の融資だけで十分なのか？」、「不足している場合、資金調達のあてがあるのか？」といった点について、厳しく聞かれます。

 

ここで、きちんとした答えができなければ、事業の成功可能性は低いとされ融資は失敗する恐れがあります。

 

以上のように、スナックの開業で融資を申請する場合、事業計画書の中で、資金の手配および営業の健全性について十分なアピールが出来ているかに気をつけてください。